六波羅蜜(ろくはらみつ)とは
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大 乗仏教で説く悟りの彼岸に至るための6つの修行徳目。六度彼岸(ろくどひがん)や六度とも呼ばれる。
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仏教に おいて迷いの世界から悟りの世界へ至ること、および、そのために菩薩が行う修行のこと。到彼岸、度、玄奘以降の新訳では波羅蜜多などとも訳す。六波羅蜜と 十波羅蜜があり、大乗仏教では実践を六波羅蜜にまとめている。
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布施波羅蜜 (ふせ)
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| 分け与えること。財施(喜捨を行なう(寺社や 貧しい人に施しを喜んですること))・無畏施(むいせ(人におそれの念を起こさせないこと。恐怖心を取り除くこと。))・法施(仏法について教える)など の布施である。檀と略す場合もある。
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持戒波羅蜜 (じかい)
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| 戒律を守ること。出家の場合は律に規定された禁戒を守るこ とを指す。
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忍辱波羅蜜 (にんにく)
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| 耐え忍ぶこと。
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精進波羅蜜 (しょうじん)
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| 努力すること。
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禅定波羅蜜 (ぜんじょう)
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| 散乱する心を安定させること。
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般若波羅蜜 (はんにゃ)
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| 慧波羅蜜とも呼ばれ、前五波羅蜜は、この般若波羅蜜を成就 するための階梯であるとともに、般若波羅蜜を希求することによって調御、成就される。
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| 龍 樹は『宝行王正論』においてこの6項目を以下の3つに分けて解説している。 |
| 布施・持戒 | -
| 「利他」
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| 忍辱・精進 | -
| 「自利」
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| 禅定・智慧 | -
| 「解脱 |
龍 樹によれば、釈迦の教えとは要約すれば「自利・利他・解脱」の3つに尽き、「自利・利他・解脱」はすべて六波羅蜜によって包摂されるとしている。
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龍樹 (りゅうじゅ)は、2世紀に生まれたインド仏教の僧である。サンスクリット語ではナーガールジュナ。中観派の祖であり、日本では、八宗の祖師と称されるこ とがある。
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